頭痛外来|桜木町・馬車道の内科「のげ内科・脳神経内科クリニック」

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HEADACHE

当院の頭痛外来の特徴

  • 「頭痛専門医」「脳神経内科専門医」「総合内科専門医」として、従来の頭痛診療の範囲にとらわれない呼吸器、循環器、精神面からのアプローチも心掛けます。
  • 漫然と同じ薬を処方せず、スタンダードのトリプタン製剤から最新のDitan製剤(レイボー)、CGRP製剤(エムガルティ、アジョビ、アイモビーグ)、漢方薬(呉茱萸湯、五苓散、人参湯)、その他、昇圧剤、マグネシウム)まで、ご自身に合う薬を一緒に探してゆきます。
  • 当院では頭痛を点数化することは行っておりません。
  • 中学生以上の頭痛のある方が対象です。
  • コロナ後遺症、性交関連頭痛は診察を行っておりませんので御了承ください。

片頭痛

片頭痛は単なる頭痛とは区別して考えられるべき疾患です。妊娠可能な女性に圧倒的に多く、妊娠や閉経で治まることから、エストラジオール等のホルモンが関連していると考えられています。

片頭痛がある日は仕事の効率があがらない、仕事を休んでしまう、また友達との予定をドタキャンしてしまった、子供の声が頭にひびくので、また怒鳴ってしまったなど、片頭痛の最大の特徴は、「ふつうの社会生活が阻害される」ことです。WHOは日常生活に支障をきたす疾患の2位を片頭痛としています。

片頭痛は予防薬、急性期治療薬、があります

片頭痛・予防薬(CGRP製剤)

2021年からCGRP製剤「エムガルティ、アイモビーグ、アジョビ」が保険適用となって以来、片頭痛診療は大きく前進しました。8割以上の患者さんがCGRP製剤投与後に大幅な頭痛改善を自覚しています。その効果を表現するなら、頭痛強度を底下げする、強い頭痛は軽くなり、軽い頭痛は消失する、それにより頭痛回数は結果的に減少する方が多いようです。投与する場合は直近3カ月の採血検査、頭部CT検査をお持ちください。ない場合は当院で検査が可能です。

エムガルティ、アイモビーグ、アジョビは月12000円程度と高額ですが、いくつかの軽減策があります。

在宅自己注射(持ち帰り)+付加給付金

当院では最大3本まで持ち帰りが可能です。ここで健康保険番号が「06、30、31」等の数字で始まる場合、「付加給付金制度」の自己負担額上限が利用でき、1カ月あたりの負担額を低く抑えることが可能です。

※付加給付金額が20000円の場合 エムガルティ3本(3か月分)を持ち帰ると 約44000円かかりますが、自己負担額上限 20000円の場合、月の負担額は約7000円程度に軽減されます。詳しくはご加入の医療保険や医療機関窓口へお問い合わせください。

医療費控除(税負担が軽くなる)

1年間に一定額を超える医療費を支払った場合に、税務署への申告により所得税をできる制度です。
詳しくはお近くの税務署または国税庁ホームページ(https://www.nta.go.jp/)

高額療養費制度(医療費の負担が軽くなる)

自己負担限度額を超える医療費を支払った場合に、公的な医療保険から支払った額の一部が払い戻される制度です.詳しくはご加入の医療保険や医療機関窓口へお問い合わせください。

片頭痛・急性期治療薬

トリプタン製剤

拡張した硬膜の血管を元に戻すことで優れた抗・片頭痛作用を発揮します。1999年 発売以来、現在も片頭痛治療の主流ですが、内服のタイミングが難しいことから、今後はレイボー(Ditan製剤)に期待が高まります。

Ditan製剤(レイボー)

トリプタン製剤と異なり、発作から1時間以上が経過していても45%程度の方に効果があるとされます。また、血管収縮作用がないので、脳梗塞や心筋梗塞のリスクのある方でも投与が可能です。めまい、眠気が問題となることがあります。

群発頭痛

「早朝に生じる中年男性の片目の奥の突き刺すような激しい頭痛」が1~3か月に連続して生じるのが群発頭痛です。当院では以下の治療が可能です。

  • イミグラン点鼻治療
  • イミグラン自己注射
  • 在宅酸素療法(酸素ボンベ貸与 3割負担で毎月12000円程度)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)に関連した頭痛

中年男性の起床時の頭痛は、コレが多いです。当院で夜間ポリソムノグラフィーを貸し出して1晩で検査が可能です。SASの場合、頭痛だけでなく、将来的な動脈硬化を防ぐためにも当院・呼吸器科にてCPAPの導入をお勧めします。

低血圧に関連した頭痛

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