認知症|桜木町・馬車道の内科「のげ内科・脳神経内科クリニック」

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理解する力や判断する力の低下「認知症」

40歳を過ぎたころから人の名前が思い出せなかったり、新しいことが覚えにくくなったりするのは自然な事です。認知症はこの「もの忘れ」とは少し異なります。認知症は何らかの原因で生じる脳神経細胞が不調をさします。大事なことは、認知症に見えて実はビタミンBを中心とする栄養不足やてんかん発作(NCSE)、うつ状態など「治る病気」が含まれることです。
当院は脳波検査や採血検査、薬剤への反応を調べてこれらを見逃さないことに重点を置いております。治らない認知症には寄り添ってゆく方法をご家族と考えてゆきます。

認知症を疑う状態

記憶力の低下のほかに、環境が変化した際に、急に怒りっぽくなったり幻覚が見えたりする場合は、背景に認知症がいある場合があります。また徐々に性格が変わってきた、食事のレパートリーが減った、冷蔵庫の中に同じ食材がたくさんある、財布の中が小銭だらけ(お札しか使わなくなる)等の症状があれば認知症かもしれません。一方、一時的に物の使い方がわからなくなる、等の症状は認知症に見えるてんかんや低血圧発作かもしれません。

認知症のほとんどを占める、三大認知症

アルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症を合わせて「三大認知症」と呼びます。
認知症全体のおよそ85%に及ぶのが特徴です。
アルツハイマー型認知症が圧倒的に多く、その次に血管性認知症、レビー小体型認知症と続きます。
他の15%の認知症に関しては改善が期待できるものもあります。

アルツハイマー型認知症

日付が覚えられない、新しいニュースが記憶に残りにくい、等の軽い症状で始まります。時に徘徊(周回)を生じたり、身内の方に暴言を吐いたりすることもありますが、一方、身内以外には、にこにこして社会性を保つことが多く、家族から「外面ばかりよくて、、」と言われることもあります。「アミロイドβたんぱく」という物質が排除されず、「アミロイド斑(老人斑)」が生じることによって引き起こされます。

レビー小体型認知症

幻視を特徴とする認知症です。本人はあまり驚かず落ち着いていることも特徴のひとつです。また、手足に震えが起きたり小刻み歩行になったりと、パーキンソン病の症状がみられることもあります。薬への過敏性があるので、慎重に治療を進める必要があります。

原因

脳の神経細胞の中で、αシヌクレインというたんぱくがレビー小体となり、徐々に脳に広がっていきます。

血管性認知症

脳梗塞や脳出血など血管障害によって発症し、アルツハイマー病の次に多いタイプの認知症です。血管障害が起きた場所や程度によって、症状の出方は様々です。

もし家族が認知症になったら?

大切な人が認知症になると、ご家族様は非常につらい気持ちを抱えることになると思います。同時に患者さん、ご本人も同時に、覚えられない、伝わらない、思い通りにならないつらさ、また、それまでよりも存在が軽視されるつらさを抱えることもあります。治療もさることながら、認知症をもつ患者さんをいたわる環境をいかに作り出せるかが重要です。
当院は患者さんだけでなく、患者さんを支える家族にも寄り添えるよう、努力してまいります。

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